日本各地のほか、海外にも拠点を置く世界初のテクニカルディレクター集団 BASSDRUM。東京の拠点は、じつはNew Stand Tokyo Galleryと同じ乃木坂のWHEREVERビルにあります。
テクニカルディレクターとは、デジタルテクノロジーの領域で「クリエイティブ」と「技術」両方の知識を持つスペシャリストのこと。最近ではメンバーの作品がEテレに取り上げられたり、ゲーム風の映像が大きな話題となったポカリスエットのCMの技術的な協力を手がけたりと、ますます注目されています。雑多で複雑になりがちなデジタル施策やプロジェクトを、それぞれの専門分野を活かしてすっきり整理&強力にバックアップしてくれる、とても頼もしい存在なのです。
そんな彼らの記念すべき初の展示会が、7月24日(水)から26日(金)までNew Stand Tokyo Galleryで開催されていました。
「“SEEDS” — 未公開プロトタイプ展」と名付けられたこの展示会は、プロジェクトとして完成させる前の、彼らの構想段階にあるアイデアを形にした、言うなれば無限の可能性を秘めた「種」を集めたもの。
実際に展示されていたのは、競争や炎上とは無縁の新しいSNSや、映像解析AIを用いたスイムフォーム解析システム、バーチャルプロダクション技術を用いたストップモーションの撮影方法など。楽しそうに自分の作品の説明をしてくれるディレクターたちの表情からは、純粋にものづくりを愛してイノベーションを起こそうとする彼らの想いが伝わってきました。まさに、おとなのワクワクランド! これらの種が今後どんなふうに芽吹いていくのか、とても楽しみです。
ご来場いただいた皆様、BASSDRUMの皆様、どうもありがとうございました!
彼らに相談したい案件のある方は、ぜひ hello@bassdrum.orgにご連絡してみてください。ふわっとした初期段階のお話でも大歓迎だそうですよ。
▼フォロワー数を表示しないなど、不要なヒエラルキーを排した新しいSNS「state」▼自身もスイマーである開発者による、映像解析AIを用いたスイムフォーム解析システム
▼AIが食べたいお菓子の合計金額を教えてくれます
▼どんな技術を使ってなにをつくりたいのか、AIに相談しよう
▼来場者もミニチュアサイズのバーチャルプロダクションを体験