本だったノート
◾️本だった頃の味わいを残したノートです。
1日に2万冊もの本が全国から届くものの、そのうちの半分、1万冊は値段がつかずに買い取れずに古紙回収へとまわっています。
オンラインを中心に、全国から本の買取・販売を行う株式会社バリューブックスが、「インターネットの市場で値段がつかないは、古紙となり、再生紙に生まれ変わる。それはひとつの真っ当な循環ではあるけれど、「なにか、自分たちにもできることはないだろうか」という思いが募り、
製紙会社の山陽製紙、長野県の印刷会社の藤原印刷、長野市の製本会社 宮島製本所がタッグを組み、「本だったノート」が生まれました。
◾️表紙や製本の細部にまでこだわり。
藤原印刷さんでの表紙の印刷時には、廃インクを使用。本来印刷時に行う濃度調節の作業をあえてやめたことで、1枚ごとに濃度の変化が生まれ意図できない自然なグラデーションができた。またそのため、テスト印刷も不要となり、無駄な用紙を使うことを避けることができました。
また、宮島製本所による製本時印使われるのは、紙ホチキス。
紙を用いたホチキスで、紙をこより状にひねり、つくられています。強度は針金を使用した場合と遜色なく仕上がります。
再生紙のため一般的に流通しているノートよりは耐久性は低く、よれやすいなど、使い勝手が悪い部分もありますが、
ただ、文字のカケラ、廃インクのグラデーションといった、1冊1冊が違う特色を持った世界で1つのノートであり、それらを個性として愛着を持って使ってほしいという願いが込められています。
【商品概要】
サイズ:横10.5 cm × 縦14.8 cm(A6)/文庫本サイズ
内容量:128ページ
素材(成分):古本(古紙)
※表紙の色はお選びいただけません。何色が届くかお楽しみに。
※こちらの商品は、クリックポスト対象となっております。